加倉侑征(25=福岡)が鬼門を乗り越えて、成長した姿を見せている。この日は3、1着。6Rは3コースから行き足の良さを生かして豪快にまくった。「出足系で、いい方の足だと思います」と、低調期シリーズの今節ではいい部類に入っている。

「過去の自分」を乗り越えた。21年6月の鳴門一般戦で、落水の際に骨盤骨折などの大けがをして長期休養を強いられた。前節のG3ウエスタンヤングは、その時以来の鳴門参戦だった。

「最初は、なんかモヤモヤしたものがありました」と、序盤2日間は大敗続きだった。だが、3日目以降は1着2本など連を絡めるまでになった。「成績を出したことで、吹っ切れました」。苦難を乗り越えたことが自信につながっている。

4日目は4R6枠の1走。今節も2日目に落水の憂き目に遭いながら、他のレースではオール3連対。気持ちの強さを押し出してレースに臨む。