関東のG1初出場選手2人目として、尾上雅也(28=埼玉)にスポットを当てる。

7月にA1級初昇格し、5月の地元戸田でデビュー初優勝を飾った。まさに伸び盛りのニューカマーだ。A1級キープ勝負もかかり、前を向いてレースに向かう。

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エース桐生順平が引っ張る埼玉支部から、またも生きのいいヤングレーサーが出てきた。尾上雅也。170センチの長身を器用に使って華麗なターンを繰り出す。

A2級に上がって勝率5・50台を3期続けた後、一気に6点オーバーで初のA1級昇格を決めた。「うれしかったです」。

5月の地元ゴールデンウイーク・シリーズでは佐藤翼、中田竜太ら並み居る先輩や記念級の選手を下し、初優勝を飾った。ターンスピードが明らかに上がってきている。

埼玉支部では、これまで今大会一緒に出場する後輩の畑田汰一に注目が集まっていたが、尾上も見劣りしない。そして、初のG1舞台に上がる。

ヤングダービーを終えるとフライング休みに入る。「A1キープの勝負もあるので、そういった成績を取れれば、上(準優)にも行けますね」。初G1、尾上は気持ちを込めて勝負する。【中川純】

※明日は「ドリーム戦展望」

◆尾上雅也(おのうえ・まさや) 1994年(平6)10月24日、埼玉県生まれ。16年11月、ボート119期生として戸田でデビュー。18年5月の初勝利も23年5月の初優勝も地元・戸田。同期は溝口海義也、井上忠政、黒野元基、西橋奈未、実森美祐、土屋南。170センチ、52キロ。血液型A。