好メンバーがそろい10メートルオープン戦で行われた優勝戦は、全国ランクS級1位の鈴木圭一郎(28=浜松)が、貫禄の走りでG1通算15度目の優勝を飾った。2着に鈴木宏和、地元の中村杏亮が意地を見せて3着に入った。5連勝の完全Vを目指した黒川京介は、無念の5着に敗退した。

試走トップ3秒27をマークした鈴木圭が当然の1番人気。3枠の鈴木宏が、全国屈指のスタート力を発揮して先制、中村杏と荒尾聡の飯塚勢が続いて周回を重ねた。そこからが鈴木圭の真骨頂だ。「部品交換して状態は良くなっていた。欲しかった部分を出せた」と、好仕上がりのマシンで5番手から着々と順位をアップ。グレードレース初制覇を狙う同期の鈴木宏を7周3コーナーでかわした。「この大会は相性がいい(3度目の優勝)ですね。年末まで残り2節あるので、エンジンの上積みを図りたいです」。進化を続ける若き天才が、年末の大一番に向けて最終調整に入る。