尾方真生(25=福岡)が逃げ切ってガールズ特別レース初優勝を飾った。

鮮やかだった。デビュー以来、背中を追い続けた小林優香と児玉碧衣の姉弟子2人を振り切って逃げ切ると、左手で小さく、しかし何度もガッツポーズを作った。

「5年間長かったですが、自分の走りで優勝できてうれしいです」。その目にはキラリと光るものがあった。

オンとオフの使い分けが奏功した。6月の岸和田G1パールカップの後、上海、香港に旅行に出かけてリフレッシュ。そして、今開催直前には奈良に出向いて日野未来らと汗を流し、33バンク対策を行ったことが悲願達成につながった。

これで4年連続のガールズGP出場も視野に入ってきた。「まだG1の決勝に乗ったことがないので、次は頑張りたい」。11月小倉競輪祭女子王座決定戦での健闘を誓った。【栗田文人】

◆尾方真生(おがた・まお)1999年(平11)5月7日生まれ、熊本県多良木町出身。私立九州学院高卒。競輪選手養成所118期生として、20年5月に小倉でデビュー(予選1、1着、決勝1着)。21年から3年連続でガールズGP出場。通算357戦257勝。通算獲得賞金は7737万4700円。160センチ、65キロ。血液型O。