ツキを最良の結果につなげた。準優も優勝戦も6枠に滑り込んだラッキーボーイ新田泰章(38=広島)が、大外からまくり差しを決めて8月の鳴門に次ぐ今年2度目、通算11度目の優勝を飾った。戸田は2度目V。インで残した江夏満が2着、4枠の吉永則雄が3着に入り、3連単は5万円台のビッグ配当になった。

1点集中が実った。「とにかくスタートを全速で行こうと」。有言実行の全速スタート。コンマ19は4番手だったものの、その質が良く、向かい風、やや中へこみ展開も味方した。内側4艇をのみ込み、インの江夏をさばき、先頭に躍り出た。「奇跡です。でも、戸田は(外枠でも)何かありますね」と喜んだ。

プロペラ調整もはまった。いったんチルトを0・5度に上げて伸びを模索。結果的にマイナスに下げ、回り足を重視したが、「チルトを上げて新たな発見があった。グリップ感が良かった」。運だけじゃない、勝つためのチャレンジ精神が勝因にもなった。

次走は10月28日からの地元宮島に出走予定。「優勝したいですね。でも、結果を求めても仕方ない。目の前のことに集中です」。今後も、今日のように、最善の準備、最高のプレーを心がける。