地元の桐生順平(39=埼玉)がインから押し切って19年芦屋の峰竜太以来、史上5人目となる同一周年記念3連覇の偉業を打ち立てた。戸田の周年制覇は5度目。通算63度目、地元戸田では実に21度目の優勝となった。2着には差しに構えた山口剛、3着には丸野一樹が入った。
レースを終え、ファンの前に現れた桐生は「最高です!」と喜んだ。優勝戦は展示タイムも悪く、スタート特訓でも山口の行き足が強め。桐生は「スリットの足に自信がなかった」と、最後まで油断できない状況だったという。それでも「乗りやすさと舟の返りがあっての優勝」と胸を張り「できすぎなくらい。エンジンと声援が重なっていい方向に行ってくれたのかな」。地元ファンの声援による後押しにも感謝していた。
大会前からグランプリの賞金争いが焦点になっていた今大会。この優勝で賞金ランクはダービーVの末永和也を逆転し4位に浮上し、トライアル2nd発進へ大きく前進した。
日ごろあまり大きなことを言わない男も「4連覇を目指します。まだ誰もしていないみたいなので」と力強く宣言。戸田の水面で桐生順平は、無敵だ。





















