4日間の激熱トーナメントバトルを制した末永和也(26=佐賀)がイン速攻で7代目のチャンピオンに輝いた。2着は茅原悠紀、3着は新田雄史。これがプレミアムG1初制覇。優勝賞金1300万円と副賞の高級車BMWを獲得した。来年3月の地元からつSGクラシック優先出走権、来年のBBCトーナメント優先出場権も手に入れた。

◇    ◇     ◇

歴戦のSG覇者を相手に、末永和也(26=佐賀)が12R決勝戦を逃げて、7代目チャンピオンに輝いた。

どのスポーツ競技においても、選手が集中力の極限状態、いわゆる“ゾーンに入った”と話すことがある。まさに優勝した末永は、この集中力の極限状態にいた。展示、レース本番ともに茅原悠紀は3カドに引いて、こん身の“右ストレート”で逆転を狙った。しかし、末永は落ち着いたもの。冷静にスタートを決めて、攻めを受け止めた。ただ、会見でレースを振り返ると「3カドにしていたのは全然気づいてなかったです。展示からそうだったんですね。追い風のこともあって、スタートしか考えていなかったです。(それほど)集中していました」と話した。ビッグレースの優勝戦(決勝戦)なら緊張して当然。しかし緊張すら感じないほど、レースに集中した。

これでG1制覇は通算4度目となるが、P・G1のタイトルは初。この優勝で来年3月に地元からつで開催されるSGボートレースクラシックの権利を獲得した。「からつのクラシックの権利を取れたのがすごいうれしい。1月の芦屋周年でサダ(定松勇樹)が優勝して権利を取ったので、おめでとうって言っていたけど、僕も絶対に行きたかった。こんなに早く取れるとは思わなかったけど、取るつもりでは来ていた。そういうところが(あみだ抽選で)1枠を引けた要因なのかな」。今年はまだ始まったばかり。年末のグランプリに向けて、昨年以上のハイペースでVを量産する。

 

○…大会初の連覇を狙った茅原悠紀(38=岡山)は2着で防衛失敗。しかし最後まで攻めの姿勢を貫いた。逆転KOを狙った進入は3カドを選択。「水面がいいし、普通にいったらイン逃げなので、ちょっとでも勝ちに寄れるようにした」とカド戦にした経緯を振り返った。結果的に勝てはしなかったが、“王座防衛”しか意味がない、という強い意気込みを感じさせる走りだった。

新田(3着)末永君は分からないが、茅ちゃんは進んでいたし仕上がってた。

池田(4着)バランスを取っていったけど、スタートが全然分からなかった。

瓜生(5着)起こす位置が全然違うところになってスタートが…。

白井(6着)展開がなかった。足は悪くなくて、他とも遜色はなかった。