フル代表と兼任する森保一監督(50)が率いる東京五輪世代のU-21日本代表が、2大会ぶりの優勝に王手をかけた。UAEを1-0で下し、決勝に進んだ。

後半33分、相手陣内でボールを奪ったMF渡辺皓太のパスを、後半途中交代で入ったFW上田綺世が最終ラインすれすれで抜け出して受けて、見事に先制ゴールを決めた。上田は今大会2点目。

決勝は9月1日。4年前の前回大会準々決勝で0-1で敗れ、連覇を阻まれたライバル韓国と対戦する。

▽上田綺世(後半途中出場で決勝ゴール)「自分の仕事を理解しているつもりだし、成し遂げられて良かった。(渡辺の)パスで8割以上決まったゴール。自分は最後を仕上げただけで渡辺のゴール。途中で出て点を取るのが仕事。じれずに自分の仕事ができるか(出番がくるまで)冷静に見ていた。自分のやることは1つ。韓国はオーバーエージを使いながら勝ちにきているけど、負ける気はしない。いいコンディションで臨みたい」