横浜FCのFWカズ(三浦知良、51)が、93年「ドーハの悲劇」をともに味わった日本代表の森保一監督(49)にエールを送った。初のJリーガーからの代表監督に「僕らの世代から誕生したのは個人的にはうれしく思う」と喜び「日本サッカー界にとって新しい挑戦だと思います」と話した。

 カズは26年前、当時の日本代表のオフト監督が森保氏を抜てきした時を振り返り「僕はポイチ(森保監督)のこと知らなかったですからね」と苦笑。以降、中盤でチームを支えた森保監督を「代表でなくてはならない水を運ぶ役というか、重要なところで、どちらかというと派手めの僕らを支えてくれたんじゃないかな」とし「そういう存在だから監督としてもいろんなところに目が届くと思います」と太鼓判を押した。人柄も「常に謙虚で、一言も愚痴も文句も言わずにやるタイプ」と明かした。