キリンチャレンジ杯パラグアイ戦(9月5日、カシマ)とW杯カタール大会アジア2次予選ミャンマー戦(同10日、ヤンゴン)にに臨む日本代表のメンバー発表が30日、東京・本郷のJFAハウスで行われた。

森保一監督(51)は「9月に行われるW杯カタール大会のアジア予選ミャンマー戦に向けて、そしてキリンチャレンジ杯ではパラグアイという強豪を迎え、カシマでいい準備をしてアウェーの予選でいいスタートを切れるようにしたい。もちろん勝利を目指しながら意思統一して戦いたい。パラグアイ戦でも勝ちにこだわって戦いながら、今までチームとしてやってきたことを、ミャンマー戦に向けてやっていければ」とあいさつした。

若手の割合が増える可能性を示唆しながら、手堅いメンバー構成にていたことに「キリンチャレンジ杯、アジア予選のメンバー選考ですが、これまでA代表の監督をしてきた中でベストなメンバーということで選考した。以前、若手が多くなるということを申し上げましたが、コンディションや現在のクラブの立ち位置を考慮した中、いろんな想定の中で考えたパターンのうちの1つという意味でした」と説明した。

昨年7月の就任から1年以上が経過し、強化の進捗(しんちょく)状況については「どれぐらいの速度かは説明しづらいが、着実にレベルアップしている。コンセプト、戦術の浸透もしてきている。イメージ、心がつながり合う、意思統一も確実に上がってきていると思う。あとはメディアの皆さんが評価してくだされば」と話した。