【ドーハ(カタール)佐藤成】日本がイラクを2-0と下し、8大会連続12度目のオリンピック(五輪)出場を決めた。

パリ五輪アジア最終予選(3・5枠)を兼ねた大会で、前半にFW細谷真大(22=柏レイソル)と荒木遼太郎(22=FC東京)がゴールを奪い、決勝進出を果たした。5月3日の決勝では、インドネシアを2-0と下し、初の五輪切符を手にしたウズベキスタンと対戦する。

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パリ五輪本番メンバー入りに向けて激しい競争が始まる。本大会の登録は18人のみで、最終予選メンバー23人から5人も減ることになる。GKを2人選出すると仮定すると、各ポジション1人ずつプラス6人の狭き門となる。板倉滉、冨安健洋、町田浩樹、伊藤洋輝、遠藤航、田中碧らが候補になるオーバーエージ枠を最大3枠使った場合は、23歳以下は15人しか選出されない。MF久保建英や鈴木唯人、斉藤光毅、三戸舜介ら海外組の主力アタッカー陣を加えると、最終予選メンバーからは、ほとんど招集されない可能性も考えられる。複数ポジションでプレーできる特長や、決勝でのアピールが五輪行きにつながるかもしれない。