1次リーグD組を首位通過した日本は、F組3位のメキシコに0-2で敗れ、過去最高成績の93年と11年大会の8強入りに届かず、前回大会と同じ16強で敗退した。

前半は0-0で折り返したが、後半12分にCKから今大会初失点。さらに同29分にも得点を許し、日本史上初となる1次リーグ3試合連続無失点の守備陣が踏ん張れなかった。試合後、森山監督は「もっと上の景色を見せてあげたかった」と残念がった。

1次リーグで2得点と活躍した快足FW若月(桐生第一高)は「スピードは世界で通用すると自信になったが、警戒された時にどうするのか」と課題を口にした。同2得点のFW西川(桐光学園)は「決定的な仕事ができなかった」と肩を落とした。1次リーグでは欧州王者オランダ撃破など快進撃を見せた選手に指揮官は「国内の段階からもっと高い基準で取り組んで行く必要がある」と、さらなる飛躍を期待した。