オーストリア遠征中のサッカー日本代表(FIFAランク27位)はメキシコ(同11位)と対戦し、0-2で敗れた。

トップ下でスタメン出場のMF鎌田大地(24)は、前半から存在感を示した。同10分、細かいタッチで相手ペナルティーエリア左を抜けると、相手GKの飛び出しを見て、ゴール前のFW鈴木へパスを供給。ゴールには結び付かなかったが、切れ味鋭い動きを披露した。その後も、巧みなトラップ、ボールタッチでチャンスを広げたが、ゴールネットを揺らすことはかなわなかった。

試合後、オンラインでメディアに対応し「後半苦しくなった時に、ボールをキープしたり、ファウルをもらったり出来ると思うし、自分もまだまだ、足りていない。想像しているところに足りていない」と悔しそうな表情を浮かべた。