東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表にオーバーエージ(OA)枠で招集されているMF遠藤航(シュツットガルト)が1日、オンラインで取材対応した。

この日、A代表のジャマイカ代表との国際親善試合が中止となり、U-24日本代表がA代表とチャリティーマッチを行うことが決まった。これを受け、A代表とともに北海道へ移動。OAを合流させて迎える最初の実戦はA代表との試合になった。遠藤は「U-24日本代表委は試合をやれることを楽しみにしている。すばらしい強化試合になると思う」と前向きに語った。

急な決定ではあったものの、チームはA代表を相手に力試しができる機会を得てモチベーションは高いという。5日には福岡でU-24ガーナ代表との国際親善試合があり中1日となるが「人数も2チーム分あるし、問題なくやれると思う。最終選考という意味でもチャンスが1試合増えて、ポジティブ。さらにこのチームはいい競争ができると思う」と、すりあわせの意味でも実戦の機会が増えたことを歓迎した。

遠藤自身は16年リオデジャネイロ五輪の主将でもある。東京五輪にも出場となれば2大会連続。「5年前の自分と今の自分がどれだけ成長しているか示す大会でもある。結果を残す、メダルのためにどれだけ貢献できるか。5年前とは違った姿を見せられるかかける思いは強い」と、意気込みを語った。