サッカー日本代表候補合宿は17日午後から千葉県内で初日の練習を行う。

練習前にMF相馬勇紀(名古屋)がオンラインで取材対応し、昨夏の東京オリンピック(五輪)で戦った仲間から受けた刺激などを語った。

東京五輪の結果は4位。名古屋に戻ってからもコンスタントに試合に出場し、リーグ2得点8アシストを残した。

一方でA代表のアジア最終予選では、東京五輪で共闘したMF三笘薫(サンジロワーズ)やMF田中碧(デュッセルドルフ)が招集され、勝利に貢献するプレーを見せた。「悔しい思いもあったし、また同じ舞台で戦いたいという気持ちにもなった」と、さらなるステップアップへの思いも語った。

A代表ではあくまで挑戦者の立場だと理解している。自身の主戦場である2列目は特に選手層が厚く、ポジション争いは激しい。「チームに入るなら序列を覆すくらいのプレーをしないと。チャレンジャー精神で」とこれまで以上の競争が待つことを覚悟した上で、W杯カタール大会に向けて「1年でどれだけ進化できるか。毎日を大切にして、結果を求めたい」と意気込んだ。