サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は、23年女子W杯予選を兼ねたアジア杯で同タイ代表に快勝して、W杯出場権を一番乗りで獲得した。

【女子アジア杯】なでしこがW杯出場権獲得、タイに7発圧勝で決めた/ライブ速報

MF宮沢ひなた(22=マイナビ仙台)は、なでしこジャパンデビューから8戦目で、念願の初ゴールを決めた。

前半ロスタイム2分、DF清水、MF長谷川、FW岩渕と3人がワンタッチでつないで右サイドを崩すと、岩渕がペナルティーエリア内右からゴロで中央へパス。相手のクリアミスに詰めた宮沢が左足で流し込み、これが初ゴールとなった。

他にも2得点に絡む活躍を見せた宮沢は、「得点が欲しくて、どうにかゴールに絡みたい気持ちがあった。なでしこジャパン初ゴールを決められたのは素直にうれしかったけど、他にも決められるシーンがあったので、そこはまだまだ」と謙虚に話した。

W杯出場権獲得という第一目標を達成したチームは、アジア3連覇をかけて2月3日の準決勝に挑む。宮沢は大量7得点が生まれた試合を終えて、「ボールを持っている時間が長くて、どう崩すかのアイデアや、得点もいろんな形で取れたので、次に向けていい試合ができた」と自信を深めたようだ。