24年パリオリンピック(五輪)を目指すU-21日本代表の初の国際試合で、途中出場したFW小田裕太郎(20=神戸)が決勝ゴールを決めた。

パリ五輪世代U21日本がU23クロアチアに勝利 小田裕太郎がV弾/ドバイカップ詳細>>

0-0で迎えた後半36分。ペナルティーエリア内中央で浮き球のパスを受けると、冷静に相手GKをかわし、落ち着いて先制点を奪った。

「0-0で決めきれない状況が続いていたので、自分が入って仕掛ける部分で違いを出したり、ゴールやアシストで結果を残したいと、強い気持ちで入りました」。

気合通りの結果でチームの初陣での白星に貢献した。しかしゴール直後に足を痛めるアクシデントで、自ら申し出てピッチを離れた。試合後は「まだ何も分からないですが、ちょっと様子を見て、しっかり大事を取ってという感じです」と話した。26、29日とあと2試合続くだけに、大事でないことを祈るばかりだ。