欧州リーグ(EL)で決勝に進んだドイツ1部アイントラハト・フランクフルトのMF鎌田大地(25)が、6月の活動で日本代表に復帰する見込みとなった。9日、森保一監督(53)が取材対応。「(鎌田の)良さを出してもらえるよう、環境作りをしていきたい」と発言した。

鎌田は昨年11月を最後に招集されていない。一時は攻撃の核として存在感を示したが、W杯アジア最終予選の途中で招集リストから消えた。森保監督が「戦う上で違った選択をしたほうがいいと、起用が変わった」と振り返るように、基本システムが4-2-3-1から4-3-3となり、トップ下がなくなったことも影響した。

Eフランクフルトの主力として、“EL男”として、大舞台で実力を証明。現地で視察した指揮官も「狭い局面や、相手とコンタクトしつつ失わないで攻撃につなげる部分を、レベルが上がったときにも出せている」と高く評価する。いまやポストプレーをこなす1トップとしても計算できそうな充実ぶりだ。

18日のレンジャーズとの決勝を制し、EL優勝を果たせば、日本選手では01-02年にMF小野がフェイエノールトで達成して以来の快挙。日本は6月に4試合をこなすことから、通常よりも多い30人程度を招集する見通しで、チャンスが広がる。【岡崎悠利】