日本(FIFAランキング23位)が、東京・国立競技場で王国ブラジル(同1位)と国際親善試合「キリンチャレンジ杯」で対戦する。

試合は6日午後7時20分キックオフ。11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会に向け、貴重な強化試合となる。

超豪華メンバーでやって来たブラジルは、A代表としては、優勝した2002年W杯日韓大会以来の来日となる。

招集されているのは、ネイマールを筆頭にビッグクラブに所属する世界の超一流、スーパースターばかり。

過去の対戦成績は日本の2分け10敗。データから3つの見どころを紹介する。

 

〈記録的見どころ<1>〉

 

◆節目の「50」試合

森保監督は今回のブラジル戦が日本代表監督として国際Aマッチ通算50試合目。解任の危機もありながら、通算35勝6分け8敗と大きく勝ち越している。日本代表監督で50試合以上の采配は史上6人目となる。

最多は長沼健監督の73試合、2位がジーコ監督の72試合(山本昌邦コーチ指揮の1試合含む)。岡田武史監督が65試合(大木武コーチ指揮の1試合含む)、ザッケローニ監督が55試合、トルシエ監督が50試合で続く。

森保監督の通算35勝はジーコ監督の37勝に次いで歴代2位。最多勝利記録更新まであと3勝と迫っている。

06年W杯ドイツ大会で指揮したジーコ監督の時代は、監督自身の知名度もあり、世界の強豪国との対戦に恵まれた。ゆえに勝率(白星率)は5割程度にとどまった。

現在は欧州ネーションズリーグなどの影響もあってマッチメークは困難。FIFAランク上位国との対戦が少ないこともあるかもしれないが、森保監督の勝率71%は現時点で日本代表歴代最高となっている(代行監督除く)。

【石川秀和】

【見どころ2】FIFAランク1位から初勝利なるか、過去7戦1分け6敗

 

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