日本代表の森保一監督(53)が完敗したチュニジア戦から一夜明けた15日、大阪府内で取材対応し、ワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグでコスタリカが同組となったことについて「間違いなく強い相手」と述べた。

コスタリカは森保ジャパンの初戦だった18年9月にホームで対戦し、3-0で快勝している。ただ指揮官は「強豪ぞろいの厳しいグループに入ったと思っている」。ドイツ、スペインに続いてコスタリカへも警戒心を強めた。

14日のキリン杯決勝では、W杯に出場するチュニジアに0-3で敗戦。「どの組に入ってもW杯は厳しい戦いになる。チュニジア戦を戦って、あらためてそう感じる」と、気持ちを引き締めなおすように語った。

W杯で優勝経験もあるドイツ、スペインが強敵なのはいわずもがな。

コスタリカはFIFAランキングこそ31位で日本の23位より下になるが、チュニジアも35位だった。堅守速攻型であることはこの2カ国に共通する部分でもある。

それでも、ドイツ、スペインの力を考えれば、コスタリカから勝ち点3を奪えなければ決勝トーナメント進出は厳しくなると考えるべき。指揮官は「持っている力を出し切れば、勝っていける相手だと思っている。勝ち点3をつかめる十分な準備をしたい」と語った。【岡崎悠利】

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