なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)が韓国に競り勝ち白星発進した。

前半33分にMF宮沢ひなた(22=マイナビ仙台)のゴールで先制。後半14分に追いつかれるも、その6分後にMF長野風花(23=ノースカロライナ・カレッジ)が代表初ゴールとなる決勝点を決めた。

なでしこジャパンの池田太監督(51)は「ミスが多い前半だったが、得点を取って折り返したことによって、後半に修正をかけて入れたのは良かった。追いつかれても1点取って勝てたことは評価したい」と振り返った。ロングボールを入れてくる相手の対応に追われ、攻め込まれる時間も続いたが、少ないチャンスをしっかり決めきった。

今年1月から2月にかけて行われたアジア杯では、韓国と1次リーグで対戦し1-1の引き分け。この日は追いつかれながらも勝ちきった姿に「選手の成長とチームの成長を求めていきたい。また次の戦いに期待したい」とさらなる進化を求めた。