日本代表デビュー戦となったFW町野修斗（22＝湘南ベルマーレ）が2ゴールを決めた。初招集された今大会は3得点が目標。先発出場を告げられると決意を新たにしていた。「必ずチャンスは来るなと試合前から思ってたので、絶対決めてやると思っていた」。
1－0の前半20分、DF山根のクロスに飛び込み、技ありのヘディングで代表初ゴール。「かなりいいボールが来たので、ヘディングしやすかったです」。5点差とした後半12分には、こぼれ球に反応して左足で押し込んだ。
J1でリーグ4位の8得点をマークする期待の若手。フィニッシュの多彩さが光る。「まだまだ全然高いレベルではない。いい相手、いい仲間と出来る時にたくさん吸収して、学んでレベルアップしていかないと日本を代表するストライカーになれないので、1日1日成長したい」。
上々のデビュー戦を飾っても、満足するつもりはない。「いいデビューというか、いい思い出になったが、何も終わってないです。1試合終わっただけなので、すぐに切り替えて次の中国戦に向けて準備していきたい」。あと2試合もゴールを貪欲に狙いに行く。
