開催中のU-20女子ワールドカップ(W杯)コスタリカ大会で連覇を目指す日本代表の池田太監督(51)と副キャプテンのDF杉沢海星(20=大宮)が現地時間27日、前日公式会見に臨み意気込みを語った。

大会史上初の連覇をかけて戦う相手はスペイン。前回18年と同じカードで、当時は3-1で日本が初優勝した。前回に引き続きチームを率いる池田監督は「スペインはサッカー文化も、国としてのサッカーの地位も素晴らしく高い国。対戦する相手としてだけでなく、サッカー文化を持つスペインと戦えることがうれしい」と心待ちにした。

指揮官が選手たちに伝えているのは「大好きなサッカーでW杯で、日本を代表して戦える喜びがすごく大切」ということ。杉沢も「まさか自分がW杯の舞台に立つとは思ってなかった。夢のまた夢という感じで、正直今も実感できていないけど、すごく最高の環境でプレーできることを楽しんでやっていきたい」と笑顔を見せた。

1次リーグでアメリカ、決勝トーナメントでフランス、ブラジルといった強豪を撃破しての決勝進出。楽しむことを忘れずに、4年前の“再戦”を存分に楽しむ。