U-20女子ワールドカップ(W杯、コスタリカ)で連覇を目指す日本代表は、28日(日本時間29日午前11時)にスペインとの決勝に挑む。
アメリカ、ブラジル、フランスといった強豪を破り、大会初の連覇まであと1勝。ここまで戦い続けた「ヤングなでしこ」は明るく、個性豊かだ。
INAC神戸でWEリーグ初代王者に輝いたMF天野紗は、自宅にサウナを持つ“サウナー”。ここまで3得点を挙げているFW山本柚月の趣味は旅行。最近は静岡・浜松へ1人旅を行ったという。
選手それぞれの特長を見つけながら、偉業に臨む姿を応援しよう!
※データなどは日本サッカー協会ホームページより
★「ヤングなでしこ」の21人 MF、FW編★(GK、DF編から続く)
★走れる画伯
渡辺麗(うらら、20=日体大)
160センチ、55キロ
攻守にわたって味方を助けるプレーを披露する。気分転換は色鉛筆で絵を描くことで、同級生のGK大場朱羽も認める腕前。
★実績抜群な温泉マニア
吉田莉胡(20=ちふれ埼玉)
165センチ、48キロ
今回のU-20女子日本代表メンバー内でトップのリーグ戦出場実績を持つ。趣味は温泉、オフの日は近場の湯どころを巡る。
★こだわりのミッドフィルダー
岩崎心南(19=日テレ東京V)
161センチ、50キロ
豊富な運動量が売りのMF。日常生活でかけるメガネは丸ぶちにこだわりあり。
★サウナー王者
天野紗(すず、18=INAC神戸)
160センチ、50キロ
所属する神戸ではWEリーグ初年度から11試合に出場し、優勝を経験。趣味である“サウナー”歴は約半年ながら、すでにホームサウナを持ち日々心身を整えている。
★あこがれはエース
松窪真心(まなか、18=JFAアカデミー福島)
155センチ、48キロ
23年からWEリーグ・マイナビ仙台レディースへの加入が内定。7月に憧れの岩渕真奈(アーセナル)と対面するも、緊張で声をかけられず。
★観客沸かせる最年少
大山愛笑(あえむ、17=日テレ東京Vメニーナ)
158センチ、53キロ
2種登録選手ながら昨季のWEリーグ第6節でトップチームデビューを果たすと、初ゴールをマーク。今回のW杯では「観客の人たちがワクワクするような、ざわめきが起きるような面白いプレーをしたい」。
★目指すは得点王
島田芽依(20=三菱重工浦和)
168センチ、62キロ
ジュニアユース、ユースと浦和で育つ。尊敬するのはチームメートでなでしこジャパンの菅澤優衣香。先輩と同じく日本を代表するストライカーを目指す。
★さすらいのストライカー
山本柚月(19=日テレ東京V)
165センチ、56キロ
WEリーグの初シーズンでは3得点をマークし、第13節以降は最終節まで連続先発出場。趣味は旅行で直近は浜松への1人旅を敢行。オフがなくとも旅程だけはひたすら立てている。
★ピッチ上のロマンチスト
藤野あおば(18=日テレ東京V)
162センチ、56キロ
正確な足元の技術と視野の広さを持ち、今大会では背番号10を背負う。天体観測が好きな姉の影響でよく空を見上げる。いわく、「コスタリカは朝の空がきれい」。
★大躍進の立役者
土方麻椰(18=日テレ東京Vメニーナ)
164センチ、50キロ
第43回皇后杯でのメニーナの躍進を支え、敗れた準決勝を除く全試合で得点。試合前にはルーティンで3回ジャンプする。
★シャツインのエース
浜野まいか(18=INAC神戸)
165センチ、50キロ
昨季のWEリーグ開幕とともにINAC神戸へ。17歳でのデビュー戦となった開幕戦でいきなり2ゴールを挙げる活躍を見せた。ユニホームのシャツはパンツインするスタイル。理由は「じゃまになるから」。