【ドーハ(カタール)23日】7大会連続7度目出場の日本(FIFAランキング24位)が、優勝4度の強豪ドイツ(同11位)に2-1で逆転勝ちし、初戦で大金星を挙げ、最高のスタートを切った。27日にコスタリカ(同31日)と第2戦を戦う。

 

◆日本サッカー協会の田嶋幸三会長の試合後一問一答◆

-試合を終えて率直な思い

想定の一番上の勝ち点を取れた。内容はともかくとして、あらためて選手たち、森保監督の采配というか、前半0-1でもあまりあたふたしてなかった。最後のあれがオフサイドで2-0にならなくて良かったなって今、結果的にはそう思いますが、選手たち、よく落ち着いて戦ってくれたと思います。

-4年前のコロンビア戦勝利より世界に与えた衝撃は大きいのでは?

選手たちは、かなり、この結果は想定内だったみたいですから。決して選手たちはびっくりしていない。そのつもりで来ているっていう、すごくいい雰囲気だと思っていますし、今日の勝ち点はそういう今までの積み重ねのたまもの。ただ、まだ1試合しか終わっていないので、次2連敗したら終わりの話ですから。前回の、どちらかというとコロンビアに勝ったというよりも、ベルギー戦のあの負けが、今日最後の方の踏ん張りに効いてるとすごく感じました。僕だけが1人びくびくしていました。

-試合後森保監督とは

会いました。1試合終わっただけだから、って。それだけの会話でした。彼の方がよっぽど冷静だし、今日の采配もぴったりですよね。

-日本とドイツの関係性を考えれば、ドイツに勝ったというところ、感慨深いのでは

初戦でW杯優勝している国から勝ち点3を取るというのは、僕らにとっては一番のデキだし、今までのドイツから学んできた歴史、クラマーさんに始まり、選手たちからも学んできたことを考えると、自分も留学していたと考えると、ちょっと違った気持ちというか、ここでドイツに勝てたというのは大きいと思いますが、やっぱり一緒です。どことやっても勝ち点3は変わらない。