サッカーUー17(17歳以下)日本代表が29日、U-17アジア杯(タイ)の準決勝で同イラン代表を3-0で下し、2大会連続で決勝進出を決めた。
前半10分にMF矢田龍之介(16=清水ユース)が先制点。左クロスのこぼれ球に詰めて左上へ蹴り込んだ。同25分にはMF望月耕平(17=横浜ユース)が追加点。悪天候で中断も挟んだものの、最後まで集中を切らさなかった。後半にはMF佐藤龍之介(16=東京U-18)が直接FK弾でダメ押しの3点目をたたき込んだ。準々決勝で同オーストラリア代表に勝ち、すでに11月のU-17W杯インドネシア大会の出場権を手にしている。
試合後の佐藤の一問一答は以下。
-まずは決勝進出おめでとうございます。雨と雷の中で中断と難しい中での勝利だった
「雨が降って一度中に入った(中断)ときでもチームでいい話し合いが出来て頭が切れることなく再開にいい入り方が出来てそこはチームとして良かったです」
-3点目のフリーキックでは名和田選手とどんなやりとりが
「名和田選手が蹴りたいと言ったんですけれど自分も蹴りたかったので『ジャンケンしよう』って勝った自分が蹴りました」
-次はいよいよ決勝。連覇にむけて
「まだ何も勝ち得てないので、次しっかり決勝で勝ってアジアチャンピオンとしてワールドカップに行きたいと思います」
【動画】これがU-17日本の10番! 佐藤龍之介が直接フリーキック決め3点目