男子サッカーで、24年のパリ・オリンピック(五輪)最終予選も兼ねたU-23(23歳以下)アジア杯カタール大会(来年4月15日開幕)の組み合わせ抽選会が23日、ドーハで行われた。

日本はB組に入り、韓国、UAE、中国と同組になった。

8大会連続の五輪出場へ、いきなり1次リーグで隣国の最大のライバルとの「日韓戦」を戦うことになった。

加えて、UAE、中国という気の抜けない難敵もいるかなり厳しい組に入った。

この世代は、現在U-22日本代表として活動しており、18日に国際親善試合で同アルゼンチン代表に5-2で圧勝するなど、タレントぞろい。

ただ、互いにメンバー編成は大きく違ったが、韓国には相手がU-24でOA枠で海外組も呼んでいたとはいえ、中国・杭州でのアジア大会決勝で1-2で敗れている。

「3・5枠」中国・杭州で行われたアジア大会の決勝で敗れたライバルの韓国と、1次リーグで激突する、厳しい組み合わせになった。

 

組分けは以下の通り。

【A組】カタール、オーストラリア、ヨルダン、インドネシア

【B組】日本、韓国、UAE、中国

【C組】サウジアラビア、イラク、タイ、タジキスタン

【D組】ウズベキスタン、ベトナム、クウェート、マレーシア

 

◆男子パリ五輪アジア予選 五輪出場枠は3・5。最終予選を兼ねたU-23アジア杯は来年4~5月に1次予選を突破した15チームと開催国カタールを加えた16チームで行われる。4チームずつ4組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝と行われ、上位3チームが五輪出場権を獲得。4位はアフリカ勢とのプレーオフに回る。