外務省幹部は18日、サッカーの2026年FIFAワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表と北朝鮮代表の試合が26日に平壌で開催されるのに合わせ、政府職員の現地派遣を検討していると明らかにした。日本サッカー協会と連携し選手や関係者の出入国手続きを支えるなど、不測の事態に備える。

政府は対北朝鮮制裁の一環で、全国民に北朝鮮への渡航自粛を求めている。外務省幹部はサポーターの渡航に関し「日本代表選手と関係者は例外的な扱いだ。それ以外の人は控えてもらう」と説明した。記者団の取材に答えた。

試合は平壌の金日成競技場で実施される。これに先立ち、北朝鮮代表選手団が来日し21日に東京で対戦する。