U-23(23歳以下)日本代表は19日、たけびしスタジアム京都で、U-23マリ戦(22日・京都)、同ウクライナ戦(25日、北九州)に向けて、合宿2日目の練習を行った。

4月に始まるパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ(カタール)に向けたチームに、FW染野唯月(22=東京ヴェルディ)が戻ってきた。

22年11月以来の招集となるストライカーは「選ばれたからには結果を出してチームに帰るっていうのが今回の目標。数字を残して今回の代表活動を終えたい」と静かに闘志を燃やす。

昨季J1昇格プレーオフ決勝の清水戦で終了間際にPKを決め、東京Vの16年ぶりJ1復帰に貢献した染野は、J1でプレーする今季も開幕から4試合連続先発出場。クラブで定位置を確保することで復帰を果たしたストライカーは、代表でも結果にこだわる考えだ。「出場時間は限られてくる。そこで結果を残して、(ポジションを)自分のものにする。まずは練習から良いアピールをしたい」。取材に応じる中で何度も「結果」、「得点」と繰り返し、その意欲の強さを感じさせた。

今回の代表活動に生き残りを懸ける染野は「嫁に見てもらう時に目立つかなと思って」と金髪にしたヘアスタイルだけでなく、プレーでも注目を集める活躍を目指す。