FW荒木遼太郎(22=FC東京)が地元の九州で躍動した。

1トップの後方から積極的にゴールを狙った。序盤から立て続けに鋭いシュートを放ち、後半2分にはゴール左のエリア内から正確にファーポスト際に打った。決まったかと思われたが、相手GKのスーパーセーブに阻まれた。

ただ、これで得たCKで、キッカーとして正確なボールをニアサイドへ供給。187センチの長身DF関根大輝が頭でファーサイドへ流す。このボールがクロスバーに当たり落下。詰めていた佐藤は体に当ててゴールイン、先制点が決まった。

後半22分に途中交代したが、自らのプレーには満足した様子。「今日の試合に関しては自分のプレーはできたと思っている。そんなに悪いと思う点はなかった」と振り返った。

4月15日に開幕する五輪最終予選のAFC・U-23アジアカップのメンバー入りを問われると「

それは監督が決めることなので、正直わからないですけど。それでも自分の持ち味は出すことができた」と胸を張った。

今季はFC東京でトップ下の定位置をつかみ、4試合で4得点と大活躍。

「試合に出ればやれる自信がある」と話していた熊本出身の東福岡高OBが、宣言通りに堂々としたプレーを見せつけた。