パリオリンピック(五輪)出場を目指すU-23日本代表が国際親善試合で同ウクライナ代表を2-0で破った。

キャプテンマークを巻いてフル出場したMF藤田譲瑠チマ(22=シントトロイデン)が、得点を奪ったMF田中聡(21=湘南ベルマーレ)を熱烈に祝福した理由? を明かした。

1-0の後半31分に田中が強烈な左足のゴールを奪うと、倒れ込みながら田中の顔にキス。「いやまあテンション上がっちゃって。仲も良いですし、彼が決めてくれたのは自分としてもうれしいですし、チームとしてもムードメーカーというか、そんなに多くしゃべるタイプではないですけど、本当にみんなと仲良い素晴らしい選手なのでうれしかったですね」と照れながら振り返った。

「テンション上がっちゃったんですね?」との問いに「テンションぶち上がっちゃいました」と笑った。

キスされた側の田中は「はい、きついっすね」と苦笑い。キスされた箇所を拭うシーンもあったが「無意識でたぶん拭いていたかな。覚えていないです(笑い)」。

キスされた時の思いを問われると「途中出場で入ってしんどかったので、それよりも足がキツかった感じです」と明かした。

【U23日本代表】パリ五輪アジア最終予選直前のラストマッチ ウクライナに2-0快勝/詳細