【ドーハ21日(日本時間22日)=佐藤成】初出場のインドネシアが、ヨルダンに4-1で完勝し、A組2位で決勝トーナメント進出を決めた。日本がB組首位通過すると、準々決勝で対戦する。

A代表と兼任で指揮を執るシン・テヨン監督(54)のもと、堅守速攻スタイルが浸透。前半23分にPKで先制すると、同40分には、ゴール前の見事な連係から加点した。

後半はボールを持たれる展開も、同25分に左サイドからダメ押しの3点目。1点失うも同39分にロングスローから4点目を決めて再び突き放した。初出場で8強入りの快挙を成し遂げた。

22~23年に東京ヴェルティでプレーしたロングスロワーのDFアルハン(22)やセレッソ大阪で17日のルヴァン杯に出場したばかりのDFハブナー(20)も先発フル出場した。会場には、アンダーカテゴリーの試合ながら、約5000人の大応援団が駆けつけて、声援を送った。日本が1位でB組を通過した場合は、アウェー環境での試合となりそうだ。

A組1位は2勝1分けの開催国カタールで、B組2位と準々決勝で顔を合わせる。