韓国が3連勝で、B組を1位通過した。後半30分に右CKから今大会唯一の欧州組、MFキム・ミヌ(デュセルドルフ、22)が頭で決勝点を決めた。25日(日本時間26日午前2時半キックオフ)にインドネシアとの準々決勝に臨む。

首位通過が決まる日韓戦だったが、中2日の連戦が続くこともあり、日本同様メンバーを大幅に入れ替えた。黄善洪(ファン・ソンホン)監督(55)は、8人を今大会初スタメンで起用。ここまで4バックで2試合を行ってきたが、初めて5バックで挑んだ。

DFラインに5枚を並べ、中盤に4枚を配する超守備的な戦術。ボールを奪うと、ロングボールで前線の選手を走らせる「堅守速攻」をメインとして、右サイド突破を試みた。後半に選手交代で勝負に出て、途中出場のキム・ミヌが決勝ゴール。狙い通りに「前半はみんなが約束されたプレーを充実にこなしてくれて、自分が入った後半は楽にプレーすることができた。この代表初得点を日韓戦で決めてうれしい」と話した。

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