日本(FIFAランキング19位)のFW小川航基(28=NECナイメヘン)が「釜本超え」を果たした。パラグアイ(同37位)戦に1トップで先発し、前半26分に1ゴール。国際Aマッチ通算11試合目で2桁10得点に到達し、1966年(昭41)のFW釜本邦茂の12試合目を抜く歴代最速となった。8月10日に81歳で亡くなった伝説のストライカーの追悼マッチで記録を塗り替えた。試合は後半追加タイム4分のFW上田綺世(27=フェイエノールト)の同点弾で2-2の引き分け。14日にはブラジル(6位)と味スタで対戦する。

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後半44分に途中交代で入ったFW上田が、オランダリーグで開幕から8戦8発の決定力で、日本を連敗から救った。

1-2で迎えた同追加タイムの後半49分、セットプレーの流れからMF伊東がクロスを入れると、ファーサイドフリーになった上田がダイビングヘッド。南米予選18試合で10失点と堅守を誇るパラグアイの守備をこじ開けた。短時間でさすがの決定力を見せつけたストライカーは「積み重ねてきたことが着実に力になって結果に表れている。今は良い状態かなと思う」とうなずいた。

この試合は、幼少時に父が背負う姿を目にして憧れた背番号18をつけての“デビュー戦”となった。ストライカーの象徴とされる「9」よりも強い思いを持つ「18」。「ようやく自分の欲しかった番号をもらえて、それを国と一緒に背負って戦えるのは僕にとっては特別」と挑んだ舞台で、自身の新たなイメージを植え付ける一撃を見舞った。

敗色濃厚の中で同点劇をもたらした点取り屋は「今日は勝てなかったが、毎試合良い準備をして臨めている。次は勝利を届けられるように頑張りたい」と14日ブラジル戦(味スタ)での連続弾と勝利に目を向けた。

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