浦和は11日、新加入選手の会見を埼玉スタジアムで行い、選手7人と山道守彦強化部長が出席した。

 新潟から加入するブラジル人MFラファエル・シルバ(24)はスピードと個で突破できる打開力が魅力。タイトル争いができるチームでのプレーを望み、浦和を選んだ。背番号は8を選択し「格がある選手になりたい。責任感という意味合いでこの番号を選んだ」と説明した。昨季は浦和との対戦でも得点を挙げた。山道強化部長は「ポストプレーもできるし1タッチでのプレーもできる。まだ24歳でこれから伸びていける」と高く評価した。

 前線ではゴール前でも2列目でも問題なくプレーできるが、「ゴールに背を向けない方がプレーしやすい。希望があるとすればシャドー」と、もっとも得意とするのは2列目だと話した。ただ特別なこだわりはないようで、「監督が置いてくれたところで働きたい。自分の力で浦和のタイトル獲得のために戦いたい」とチームプレーに徹する考えを示した。