北海道コンサドーレ札幌のFW内村圭宏(32)が14日、17日アウェー鹿島アントラーズ戦での節目弾を誓った。現在リーグ、カップ戦、天皇杯の公式戦通算出場数は399。プロ通算400戦目に向け「いい節目にしたい。どんな形でも1発取りたい」と今季1号を目標に掲げた。

 4月30日のリーグ磐田戦で左足首を負傷し約3週間、離脱した。徐々に状態は上がっているが、5月27日鳥栖戦で復帰後、リーグ出場は2試合計6分。出番はまだ少ないからこそ「状態を上げてアピールして、自力で出られる時間を増やしていかないと」と地道に結果を積み上げていく。

 チームは4連敗中。FW最年長としての責任も感じている。「チームとして勝たないと。上向いている感触はあるし、自分も状況に合わせていろいろ出せるように」。プロ15年目、399戦で蓄えた経験をメモリアルマッチで爆発させる。