北海道コンサドーレ札幌が、首位柏レイソルを相手に粘ったが、勝ち点を取ることはできなかった。0-1の後半18分、J1デビュー戦となったブラジル人のFWヘイス(28)が、壁の隙間をゴロで抜く技ありのFKを決めて同点。終盤はFW都倉賢(31)も守備ブロックに加え守りに入ったが、後半43分に途中出場の柏FWディエゴ・オリベイラ(27)にゴールを許し、敗れた。

 札幌は12年以来の6連敗。5月6日大宮戦で勝ったのを最後に50日勝ち無しとなった。前節までの15位から降格圏の16位に転落。四方田修平監督(44)は「最後は勝ち点1でもと思ったが守りきれなかった」と反省。

 初ゴールのヘイスは「1本前のFKを蹴ったことで、イメージがつかめていた。点を決められてうれしい」と話した。