J1横浜F・マリノスは27日、横浜市内で約1時間30分、練習を行った。

 ポーランドで行われたU-21欧州選手権にマケドニア代表として出場し、2週間余りチームを離れていたMFダビド・バブンスキー(23)が、この日から合流。

 25日のリーグ戦に先発したメンバーらと同じメニューをすべてこなした。「もちろん短期間で試合が続き、疲れがないとは言えないけど、体としてはフィットしている」と話し、リーグ戦の次節大宮アルディージャ戦(7月1日)の出場にも支障はないことを強調した。

 U-21欧州選手権は、予選が始まる段階で21歳以下の選手が争う大会で、本大会は23歳以下で争われる。マケドニアは初めて本大会にコマを進め、1次リーグではスペイン、ポルトガル、セルビアと対戦し1分け2敗。決勝トーナメント進出は逃したが、セルビアには試合終了目前までリードするなど健闘した。バブンスキーは「10番」を背負って司令塔として出場。「マケドニアにとって、こういったハイレベルなチームと戦える機会はないので、良い経験になったし、収穫もあった。また最後のポルトガル戦で、マリノスのサポーターが応援に駆け付けてくれたのは、予想もしていなかったので、うれしいサプライズだった」と、笑顔を交えて振り返っていた。