川崎フロンターレがMF阿部浩之(27)の2得点2アシストなど今季最多5点を挙げ神戸に快勝した。

 阿部は今季からガンバ大阪に加入したばかりだが、4月21日の清水エスパルス戦で移籍初ゴールを挙げると、9戦7発と勢いが止まらない。ホームに限れば4戦連発だ。

 この日も前半6分に、裏に抜けだしたFW小林悠(29)のマイナスクロスに飛び込み先制点を決め、同20分にはゴール前にドリブル突破したMF中村憲剛(36)からパスをもらい追加点を決めた。阿部は「すべてごっつぁんゴール。みんながボールを前に運んでくれるおかげ」と感謝した。ハットトリックも狙えたが達成できず「悔しいですね」と笑わせた。14年の自身のシーズン最多得点に並び「前でプレーできているから(点が取れていると)思う。これで終わらないようにしたい」と話した。