J1横浜F・マリノスは7日、横浜市内で約1時間30分練習を行った。食あたりによる発熱と腹痛で、体重が約2キロも落ちたというMF天野純(25)は、主力組のトップ下で元気にプレー。1日の前節大宮アルディージャ戦の後、生魚を食べた際に発症した。芸能人がかかったことで有名になった、寄生虫アニサキスに関連した症状ではなく、4日と5日の練習は早退したが、前日6日からは復調していた。

 天野は「今週1週間は、あまり練習ができなかった。昨日(6日)からコンディションが戻ってきたけど、それまではまともに動けなかった」と振り返った。今季はDF中沢とともに、チーム内では2人だけ全試合でフル出場している。そんなタフな司令塔が、予想外の“敵”に遭遇してピンチに陥った。それでも、驚異的な回復を披露し、この日は午前中で練習が終了した。

 ホーム日産スタジアムで開催される、8日の次節サンフレッチェ広島戦は午後7時開始だけに「まだ、あと丸1日以上ある。しっかりご飯を食べて、回復させたい」と、落ちた体重を取り戻し、万全の状態でリーグ戦6連勝に挑む構えだ。