FC東京は18日、ミュンヘン近郊で行われた国際親善試合で宇佐美貴史の所属するドイツ1部のアウクスブルクと対戦し、1-2で敗れた。

 FC東京は17日にドイツに到着したばかり。篠田善之監督が「こういう素晴らしい相手とはなかなかできない。成長の過程の一つとなる」と意義付けを強調したアウクスブルク戦だったが、時差ぼけの残る選手も目立ち、動きはやや重かった。

 J1では10位に甘んじており、シーズン後半での巻き返しを期す。前半の45分間に出場した永井謙佑によると、前線からの連動した守備の意思統一を図っているそうで「ここでしっかり(戦い方が)決まれば変わる。いいきっかけになる」と今回の遠征の狙いを口にした。