J1ベガルタ仙台は23日、J2名古屋グランパスからMF古林将太(26)を期限付き移籍で獲得したと発表した。移籍期間は17年7月23日から18年1月31日まで。古林は湘南ベルマーレから昨季名古屋に移籍し、リーグ戦28戦に出場。だが今季はリーグ戦1試合出場にとどまっていた。

 同日に開かれた加入会見で、古林は「早くチームに慣れて、早くチームの勝利に貢献したい。スタジアムの雰囲気もよくて、こんなところでやれたらいいなと思っていた。来られて、とても幸せ」と語った。

 仙台は左ウイングバック(WB)のレギュラーだった大卒新人DF永戸勝也(22)が、1日のリーグガンバ大阪戦で右足くるぶし付近の脱臼骨折と靱帯(じんたい)を損傷。今季中の復帰が絶望となり、WBの補強が急務だった。古林は「右のワイドで出ると思う。正確なクロスでチャンスメークするイメージはできている。競争はどこにでもあるので、負けないように頑張りたい。自信はある」と定位置確保を誓った。登録が完了すれば、30日にホームでの柏レイソル戦に出場する可能性がある。