J1横浜F・マリノスは27日、横浜市内で約1時間30分の全体練習を行った。

 メンバーを入れ替えながら紅白戦形式の練習に時間を割いていた前日26日とは対照的に、やや軽めの練習メニューとなった。それでもエリク・モンバエルツ監督(62)は、29日のリーグ戦次節清水エスパルス戦に向けて「メンバーはほぼ決まっている。選手は回復させないといけないので、今日は練習の時間とボリュームを少なくした」と、22日まで6日間、新潟県内で行ったキャンプから続く疲労を取ることを優先したと説明した。

 故障で約2カ月、戦線離脱していたFW伊藤翔(29)も、すべての練習メニューをこなした。伊藤は「(離脱中は)サッカーができないストレスがあった。もう痛みはないし、試合も問題ない。清水戦のメンバーに選ばれれば、チームの勝利に貢献したい」と話した。