浦和レッズのDF槙野智章(30)は8日の非公開練習を終えた後、堀監督での初勝利を目指す9日のヴァンフォーレ甲府戦に向けて意気込みを語った。

 7月22日の北海道コンサドーレ札幌戦で相手FWの顔面を蹴ったとして退場となり、1試合出場停止処分を受けた。「停止から明けて、チームに違うものをもたらすためにも、声がけやプレーで自分がカンフル剤になれれば」と真剣な表情で話した。

 14試合連続で失点が続いている今のチーム状況には「不名誉な記録ですよね」と苦笑い。「攻撃よりも、守備陣が失点をゼロに抑えることを重視して戦いたい」「昨季は同じ守備陣でリーグ最少失点だった。無失点で自信を取り戻したい」と、守備の大切さを何度も強調した。最後は「甲府独特の雰囲気にのまれないようにします」と言い、練習場を後にした。