ジェフユナイテッド千葉の公式応援ソング「WIN BY ALL!」が、レノファ山口戦を前に初お披露目された。

 「WIN BY ALL!」は、春から楽曲制作が進められた。タイトルの「WIN BY ALL!」は、ホームタウンの市原市と千葉市、サポーターとともにフェアプレーに徹し、勝利にこだわり、結束することを象徴する“全員の力で勝つ”という、千葉のクラブフィロソフィーを表すキーワードだ。5月にサポーターに募集した「公式応援ソングに入れて欲しい言葉」の中から、最も多かった言葉で、タイトルとなった。

 歌詞は千葉のサポーターから募集した言葉を一部使用し、作詞家SACHIが作詞。楽曲は浜崎あゆみ、Every Little Thing、MAXらのコンポーザーとして、さまざまなプロジェクトに参加しているDJ Somaを中心としたクリエイター・チーム「Grow Sound」がプロデュース。元気で力強く千葉を後押しするだけではなく、頑張っているいろいろな人への応援歌に仕上がった。

 この日、千葉の公式プロモーションチームとして11年に結成された「アキュアマーメイド」の7人が、千葉サポーターが陣取るゴール裏で「WIN BY ALL!」を歌った。メンバーの三井里菜は、歌い終わると感極まって涙した。「みなさんが、すごく拍手をくださって、ウルウルして涙が出てきました。少しは認めてもらえたのかなと思います」と感激した。リーダーの池見典子は「3年前から、ずっと動いていたことが、やっとお披露目できて、すごくうれしい気持ち」と喜んだ。

 「WIN BY ALL!」は30日から配信で販売を開始する。【村上幸将】