ヴァンフォーレ甲府はホームで清水エスパルスに敗れ、リーグ5戦勝ちなしとなった。

 積極的にプレスをかけ、ボールを保持して攻め続けた。後半25分に先制点を許した後は猛攻を仕掛けたが、清水のゴールを割ることができなかった。

 シュート本数は相手よりも10本以上多い16本を放ちながら、得点には結びつかず。吉田達磨監督(43)は「点を取ったのは1本のすごいシュートを打った相手で、負けたのは我々。足を運んだサポーターが、がっかりして帰るのは、耐え難いこと」と話した。

 15位甲府は、J2降格圏の16位広島と勝ち点1差に迫られた。残り9戦に向けて、MF兵働昭弘(35)は「今、やれていることの精度を上げること。ぶれないことが大事。継続してやっていく」と話した。