J3のFC東京U-23(23歳以下)の高校1年生MF久保建英(16=東京ユース)が17日、ホームAC長野パルセイロ戦(夢の島)で“決勝アシスト”をマークした。後半22分から途中出場し、同34分にFW前田遼一(35)へのラストパスでオウンゴールを誘発。1-0の勝利に導いた。10月6日に開幕するU-17W杯インド大会のメンバー発表(今月22日)前、最後の公式戦で結果を出した。

 MF久保が決勝点をもたらした。途中出場から12分後、ピッチ中央でCKのこぼれ球を拾い「思い切って」ドリブルを開始。1人かわし、さらに3人を引きつけて前田にパス。シュートが相手DFに当たってゴールに飛び込んだ。J3最少12失点のAC長野パルセイロの守備を破り、U-17日本代表の森山監督が視察する前で好調をアピールした。U-17W杯メンバー選出は確実。「同世代の選手に負けたくないし、高いところまで行きたい」と燃えた。