J1初昇格を目指すV・ファーレン長崎が2-1の逆転勝ちでレノファ山口FCを下し、自動昇格圏2位福岡との勝ち点を1差に縮めた。

 唯一長崎出身選手の大卒ルーキー、MF吉岡雅和(22)が後半途中出場ながらJ初得点と1アシストで勝利に貢献だ。0-1の後半34分、MF翁長聖(22)のクロスに163センチの体を躍動させて同点ヘッド。同39分にはスーパーサブのMF中村慶太(24)が吉岡の右クロスを中央から頭で決めた。就任5年目の高木拓也監督(49)は「前半は難しいゲームだったが後半は選手が良く頑張ってくれた」とねぎらった。