前節14位京都サンガFCと同9位横浜FCは、痛み分けのドローに終わった。

 先制したのはホームの京都で、前半5分に相手のクリアミスから最後はMF仙頭が左足でゴール。その後も速攻から何度か好機をつくった。痛かったのは同22分のMFハ・ソンミンの2度目の警告による退場処分だった。

 1人多くなった横浜FCは前半37分、FWレアンドロの左CKから得点王を走るFWイバが高い打点から今季22点目のゴールで同点に追いついた。さらに後半20分、再びイバが勝ち越し弾を奪った。

 だが京都は後半28分に相手のオウンゴールで何とか同点に追いつき、そのまま引き分けた。

 横浜FCは24日に就任が発表された、ブラジル人のタバレス監督の初陣だった。前半途中で早くも選手交代を告げるなど積極策に出たが、勝利に結びつかなかった。