100試合出場を達成した仙台MF野津田岳人(23)が、8季連続のJ1残留に貢献したMF奥埜の同点弾をお膳立てした。

 先制を許したが3分後の前半22分だった。DF蜂須賀が左サイドの敵陣深くからグラウンダーのクロスを入れた。FW石原がペナルティーエリア内で受けると、MF三田、野津田へつないだ。最後は奥埜が「ガク(野津田)から優しいボールが来たのでシュートを打ちました」と、ペナルティーエリア手前から右足ミドル弾を決めた。

 野津田は「1点追い付いて、そこから押し込まれた時間もあった中、割り切った守備ができた」と振り返った。100試合出場について「いろいろな経験をさせてもらって、思い出深い。達成できたのはいろいろな人の支えがあったから」と感謝した。